Enterprise MCP

AIエージェントと社内システムを、
企業内MCPで安全につなぐ

既存API、Microsoft 365、社内データ、ナレッジ、業務システムを、AIエージェントから安全に利用するための 企業内MCP(Model Context Protocol)基盤を設計・開発します。 接続方式を標準化し、認証・認可・監査を効かせたまま、生成AIを実業務に組み込みます。

Azure、OpenAI、Copilot、Claude、自社AIなど、利用中のAIに合わせて既存資産を活かした構成をご提案。 さらに、機能ごとに最適なAIモデルを選ぶ役割分担・品質評価・コスト管理まで、AIの体制設計を一貫して支援します。

接続の標準化MCPで接続方式を統一し統制を効かせる
既存資産を活用作り直さず既存API・M365を安全に接続
セキュリティ前提認証・認可・監査を設計段階から組込む
What is MCP

MCP(Model Context Protocol)とは

例えるなら「AIと社内システムをつなぐ共通コネクタ」

MCP(Model Context Protocol)は、AIエージェントが外部のシステムやデータへ安全にアクセスするための 標準的な接続プロトコルです。AIごとに個別のつなぎ込みを作るのではなく、共通の作法で 「どのシステムを・どんな操作で使えるか」を定義します。

企業内MCPは、この仕組みを社内向けに構築するものです。既存API、Microsoft 365、業務データベース、 ナレッジなどをMCPサーバーとして公開し、Copilot・OpenAI・Claude・自社AIなど、 利用中のAIエージェントから安全に呼び出せる共通基盤を用意します。

AIエージェントにとって 共通の作法で社内システムを操作でき、実業務を進められるようになります。
情報システム部門にとって 接続口をMCPに集約し、認証・認可・監査を一元的に統制できます。
ポイント AIに依存しない標準プロトコルのため、将来AIを乗り換えても基盤を活かせます。
Why now

なぜ今、企業内MCPが必要なのか

生成AIが「答える」から「動く」へ進化する中で、社内システムへの安全な接続基盤が競争力を左右します。

1

AIエージェント活用の本格化

生成AIは「質問に答える」段階から、社内システムを実際に操作して業務を進める「エージェント」段階へ移行しています。安全な接続基盤が欠かせません。

2

接続方式の乱立を防ぐ

各AIツールが個別に社内APIへ繋ぐと、認証・監査・権限がバラバラになります。MCPで接続方式を標準化し、統制の効いた形に整理します。

3

既存資産をそのまま活かす

既存API、Microsoft 365、業務システム、社内データを作り直すことなく、AIから安全に呼び出せる共通の窓口を用意します。

AI Project Design

AI時代のプロジェクトには、「AIの体制設計」が必要です

人の配置だけでなく、機能ごとに最適なAIを選び、役割と責任を設計します。

生成AIの進化で、いまや「どの仕事を、どのAIに、どこまで任せるか」がプロジェクトの成果を左右します。 重要な設計や難しい判断には高性能なAIを、標準的な作業や大量処理にはコスト効率の高いAIを、そして成果物の確認には評価に強いAIを—— 人とAI、そしてAI同士の役割分担を設計することが、これからのプロジェクトマネジメントに求められます。

Smart Designerは、企業内MCPという接続の基盤に加えて、その上で どのAIモデルをどこに配置し、どう評価し、コストをどう管理するかという AIの運用設計まで一貫してご支援します。

プロジェクトマネージャーが、高性能AI、コスト効率の高いAI、判断・評価AIへ設計、実装、レビューなどの仕事を割り振るAIプロジェクト体制図
難易度、重要度、コストに応じてAIへ仕事を割り振り、別のAIや人が成果物を評価するプロジェクト体制を示しています。

機能ごとに、最適なAIへ役割を割り当てる

高性能AI 難所・高難易度タスクを担当

高性能・高精度・高コスト。品質や競争力に直結する重要領域へ集中配置します。

  • 競争力を左右する機能
  • コア機能・アーキテクチャ設計
  • 重要な技術判断
  • 複雑な問題解決
コスト効率の高いAI 標準作業を効率よく担当

比較的低コスト・高速。一定品質で完了できる標準・大量処理へ割り当てます。

  • 標準的な実装・定型作業
  • 大量処理・データ整理
  • ドキュメント下書き・テスト生成
  • 運用・繰り返し作業
判断・評価を担当するAI 評価・検証・最終チェックを担当

実装AIと役割を分離。成果物の正しさ・妥当性を確認し、問題は高性能AIや人へエスカレーションします。

  • 品質確認・成果物レビュー
  • リスク評価・妥当性判断
  • セキュリティ確認・最終チェック
  • 別AIの成果物評価

図の読み方

1

AIにも役割分担が必要

高性能AIは難所や重要判断に集中。コスト効率AIは標準実装・定型作業・大量処理・運用を担当します。すべてを同じ高性能AIで処理するとコストが必要以上に増えます。

2

PMは人の配置だけを考えない

どの機能をどのAIに任せ、どこまで自動実行を許可し、どこに人の承認を入れ、どのAIに成果物を評価させ、利用コストの上限をどう管理するか——AIの体制設計が求められます。

3

競争領域には重点投資

差別化につながる機能・コア体験・重要な意思決定・複雑な設計には、強いAIと人の専門家を集中。競争力に直結しない定型処理はコスト効率AIへ移します。

4

AIの成果を評価する仕組み

作業が完了したかだけでなく、要件を満たすか・正確か・セキュリティ問題がないか・既存を壊していないか・コストは想定内か・人の承認が要るかを評価します。

プロジェクトマネジメントは、「人をどう配置するか」だけでなく「どの仕事を、どのAIに、どこまで任せるか」を設計する時代になりました。
問うべきは「最も高性能なAIはどれか」ではなく「この仕事を完遂できる最適なAIはどれか」です。
MCP × AI Placement

MCPとAIモデル配置は、別サービスではなく地続きです

企業内MCPが「AIが社内システムへ安全に接続するための基盤」だとすれば、 AIモデルの最適配置は「その基盤の上で、どのAIにどの仕事を任せ、どう評価するか」という運用設計です。 接続基盤とAI配置設計を一体で考えることで、安全性・品質・コストを同時に満たせます。

  1. 1 企業内データ・既存システム
  2. 2 MCP・API Gateway・認証認可
  3. 3 AIルーター・タスク分類
  4. 4 高性能AI / コスト重視AI / 専門AI
  5. 5 評価AI・テスト・人の承認
  6. 6 業務実行・成果物

※ 高リスクな処理や最終的な意思決定には人の承認を組み込みます。AIの成果物はそのまま採用せず、別AIや人による評価を前提とします。

結論

AIを「使う」時代から、AI同士を役割分担させ、AIの判断をAIが評価する時代へ。
最適なAIの選定と役割設計、そして品質評価とコスト管理まで含めて、私たちがご支援します。

Our Support

支援内容

MCPサーバーの設計・開発、認証・認可・監査、既存システム連携、AIエージェント接続に加え、AIモデルの選定・役割分担・品質評価まで一貫して支援します。

MCPサーバーの設計・開発

社内システムやAPIをAIエージェントから安全に呼び出せるMCPサーバーを設計・実装します。

  • ツール定義
  • リソース公開
  • スキーマ設計
  • Remote MCP

認証・認可・監査の設計

誰が・どのAIから・どの操作を許可するかを制御し、すべての呼び出しを記録できる仕組みを設計します。

  • Entra ID
  • OAuth 2.1
  • スコープ制御
  • 監査ログ

既存システム連携

既存API、Microsoft 365、業務データベース、ナレッジ、SaaSをMCP経由で接続します。

  • REST API
  • Microsoft 365
  • 社内DB
  • SharePoint

AIエージェント接続

Copilot、OpenAI、Claude、自社AIなど、利用中のAIエージェントからMCP基盤を利用できるようにします。

  • Copilot
  • OpenAI
  • Claude
  • 自社AI

AIモデル選定・役割分担設計

機能ごとの難易度・重要度・処理量を評価し、高性能AI/コスト効率AI/評価AIを最適に配置します。フォールバックやモデル切替、ベンダーロックイン回避も設計します。

  • モデル比較
  • 性能・コスト・速度
  • モダリティ整理
  • フォールバック

AIプロジェクトマネジメント

AIと人の役割分担、自動実行と人の承認の線引き、予算上限・タスク単位のコスト管理、完了条件と再実行ルール、利用ログと監査までを設計します。

  • 責任範囲
  • 予算・コスト管理
  • 承認フロー
  • 利用ログ・監査

AI品質評価

実装AIとは別の評価AIや人が、要件適合・正確性・セキュリティ・ハルシネーションを確認。相互評価とテストで品質を担保し、評価結果でモデルを切り替えます。

  • 自動レビュー
  • 相互評価
  • 回帰テスト
  • 人による最終承認
Compatible Stack

対応可能な構成

クラウド基盤、AI/エージェント、接続先データまで、利用中の環境に合わせて構成します。

クラウド / 基盤

  • Microsoft Azure
  • Azure API Management
  • Azure Functions / App Service
  • Azure Container Apps

AI / エージェント

  • Microsoft 365 Copilot
  • OpenAI / Azure OpenAI
  • Anthropic Claude
  • 自社開発AIエージェント

接続先 / データ

  • 既存REST API
  • Microsoft 365 / Graph
  • 社内データベース
  • ナレッジ / RAG / 検索
Use Cases

活用例

社内ナレッジ検索、業務システム操作、Microsoft 365連携、既存APIのAI対応など、幅広い業務で活用できます。

A

社内ナレッジ検索エージェント

社内ドキュメントやナレッジをMCP経由で安全に参照し、根拠付きで回答するエージェントを実現します。

B

業務システム操作の自動化

見積・申請・問い合わせ対応などの業務システム操作を、AIから安全に実行できるようにします。

C

Microsoft 365 連携

メール・予定表・Teams・SharePointの情報を、権限を保ったままAIエージェントに接続します。

D

既存APIのAI対応

作り直しをせず、既存の業務APIをMCPツールとして公開し、AIから呼び出せるようにします。

E

AI開発プロジェクトのモデル最適化

設計・実装・テスト・レビュー・文書作成を分類し、重要な設計や複雑な障害解析は高性能AI、標準実装やテスト生成はコスト効率AIへ割り当てます。

F

大量業務のAIコスト最適化

大量の文書分類・データ整理・問い合わせ処理を、軽量モデルと高性能モデルで段階的に処理。判断が難しい処理のみ高性能AIや人へエスカレーションします。

G

AI成果物の自動品質確認

実装AIが作ったコードや文書を評価AIがレビュー。テスト結果・セキュリティ基準・要件適合を確認し、基準未達なら再実行または人へ確認を依頼します。

Steps

導入ステップ

現状ヒアリングから設計・構築・検証・展開まで、段階的に進めます。

01

現状ヒアリング

利用中のAI、接続したい社内システム、セキュリティ要件を整理します。

02

MCP基盤設計

接続方式、認証・認可、監査、公開するツール/リソースを設計します。

03

構築・接続

MCPサーバーを実装し、既存システムとAIエージェントを接続します。

04

検証・展開

セキュリティと動作を検証し、対象部門・全社へ段階的に展開します。

Architecture

構成イメージと解説

代表的な構成を3つの図で解説します。各画像はクリック(タップ)で拡大表示できます。図の下に「図の読み方」「メリット」「ユースケース」「セキュリティ上の注意点」を添えています。

図解 1

AIエージェント接続方式の全体像

AIエージェントが社内システムへアクセスする際、個別に直接つなぐのではなく、MCP基盤を「共通の安全な窓口」として経由する構成の全体像です。認証・認可・監査を一箇所に集約できます。

図の読み方

  • 左側が各種AIエージェント、中央がMCP基盤(共通の接続窓口)、右側が接続先の社内システム群です。
  • すべてのアクセスがMCP基盤を通るため、認証・認可・監査を中央で一元的に制御できます。
  • 接続先を増やしても、AI側の実装は変えずにMCP基盤へツールを追加するだけで拡張できます。

この構成のメリット

接続方式がMCPに統一されるため、AIツールごとに個別接続する場合に比べ、管理・統制・拡張が容易になります。

ユースケース

複数のAIエージェントを併用しながら、社内システムへの接続口を1つに集約したい企業に適しています。

セキュリティ上の注意点

MCP基盤が唯一の入口となるため、ここでの認証・認可・監査を確実に設計することが安全性の要になります。

この全体像を出発点に、どのAI・どのシステムを・どの権限で接続するかを個別に設計していきます。

AIエージェント接続方式の全体像 - AIエージェントが社内システムへアクセスする際、個別に直接つなぐのではなく、MCP基盤を「共通の安全な窓口」として経由する構成の全体像です。認証・認可・監査を一箇所に集約できます。
図:AIエージェント(Copilot / OpenAI / Claude / 自社AI)が、MCP基盤を経由して既存API・Microsoft 365・社内データ・業務システムへ安全に接続する全体構成。
図解 2

Azure API Management を用いた接続制御

既存APIや社内システムへのアクセスを Azure API Management(APIM)で受け止め、認証・レート制御・監査を挟んだうえでMCP経由の呼び出しを安全に中継する構成です。

図の読み方

  • AIエージェントからの呼び出しは、まず Azure API Management を経由します。
  • APIMで認証・スコープ確認・レート制御・ログ記録などのポリシーを適用します。
  • 検証を通過したリクエストだけが、既存API・バックエンドシステムへ転送されます。

この構成のメリット

既存APIを直接AIへ公開せず、APIMを前段に置くことで、認証・流量制御・監査を後付けで安全に追加できます。

ユースケース

すでにAzure上でAPIを運用している、またはこれからAPI公開を統制したい企業の接続基盤に適しています。

セキュリティ上の注意点

APIMのポリシー設定(認証・IP制限・レート制限・ログ)を適切に構成し、バックエンドを直接露出させないことが重要です。

既存のAPI資産を活かしつつ、AIからの利用を安全に制御したい場合の中核的な構成パターンです。

Azure API Management を用いた接続制御 - 既存APIや社内システムへのアクセスを Azure API Management(APIM)で受け止め、認証・レート制御・監査を挟んだうえでMCP経由の呼び出しを安全に中継する構成です。
図:AIエージェントからのリクエストを Azure API Management が受け、認証・ポリシー適用・ログ記録を行ったうえで、既存API/バックエンドへ転送する接続制御の流れ。
図解 3

WorkIQ を活用した業務データ連携

Microsoft 365 の業務データ(メール・予定・ファイル・チャットなど)を WorkIQ を通じてAIエージェントに接続し、権限を保ったまま横断的に活用する構成です。

図の読み方

  • WorkIQ が Microsoft 365 各サービスの業務データを取り扱う窓口となります。
  • ユーザーごとのアクセス権限を保ったまま、必要な情報だけをAIエージェントへ渡します。
  • MCP基盤を介するため、他のAI接続と同じ認証・監査の枠組みで統一的に扱えます。

この構成のメリット

Microsoft 365 の情報資産を、権限を崩さずにAIエージェントから活用でき、社内ナレッジ活用を一気に進められます。

ユースケース

メール・予定・ドキュメント・チャットを横断してAIに支援させたい、Microsoft 365 中心の企業に適しています。

セキュリティ上の注意点

ユーザー権限(アクセス境界)を必ず引き継ぎ、本人が閲覧できない情報がAI経由で漏れない設計にすることが必須です。

既存のMicrosoft 365環境をそのまま活かし、段階的にAI活用の範囲を広げられる点が特徴です。

WorkIQ を活用した業務データ連携 - Microsoft 365 の業務データ(メール・予定・ファイル・チャットなど)を WorkIQ を通じてAIエージェントに接続し、権限を保ったまま横断的に活用する構成です。
図:WorkIQ が Microsoft 365 の業務データを集約し、権限境界を保ったままMCP経由でAIエージェントへ提供する連携イメージ。
Strengths

私たちの強み

AI・クラウド・既存システム連携を一貫して支援し、特定AIに依存しないセキュアな基盤を構築します。

AI・クラウド・既存システム連携を一貫して支援できる開発体制
Azure / Microsoft 365 を軸にした実装ノウハウ
認証・認可・監査を前提としたセキュアな設計
特定AIに依存しない、MCP標準準拠の接続基盤
既存資産を活かす(作り直さない)現実的な導入アプローチ
小さく始めて段階的に広げられる展開計画
Security

セキュリティへの取り組み

企業内MCPは「安全につなぐ」ことが最重要です。認証・認可・監査・権限の引き継ぎを設計段階から組み込みます。

設計の基本方針 MCP基盤を唯一の接続口とし、AIごとの個別接続を排除。すべてのアクセスを認証・認可・監査の対象にします。 ユーザーのアクセス権限を必ず引き継ぎ、本人が閲覧できない情報がAI経由で漏れない設計にします。
Entra ID 認証 OAuth 2.1 / スコープ制御 最小権限の原則 アクセス権限の引き継ぎ 全呼び出しの監査ログ レート制御 ネットワーク制御 機密データの取り扱い設計

MCP構築から、AIモデルの役割設計・コスト管理まで

「AIを社内システムと安全につなぎたい」「接続方式が乱立して困っている」「どのAIにどの仕事を任せ、品質とコストをどう管理すべきか」—— 接続基盤の構築から、AIモデルの選定・役割分担・品質評価・コスト最適化まで、現状に合わせて現実的にご提案します。小さく始めて段階的に広げることも可能です。

MCPサーバー構築認証・認可監査ログ既存API連携Microsoft 365AIエージェント接続AIモデル選定役割分担設計AI品質評価コスト最適化